恐竜王国ならぬ、恐妻王国が現れた。佐々木健介(45)北斗晶(44)一家が21日開幕の「恐竜王国2012」(千葉・幕張メッセ国際展示場10、11ホール)のPRのため、恐竜の特殊メークをしてポスター撮影を行った。

 ポスターは、最強恐竜とも言われるティランノサウルスに扮(ふん)した北斗が、草食恐竜トリケラトプスのかぶり物姿の健介と子供たちを背後から威圧するというもの。北斗の現役時代を思わせる迫力と、必死の形相で逃げる健介、笑顔で逃げる子供たちの対比が目を引く仕上がりになっている。北斗は「家でも私が怒ると男3人、クモの子散らしたようにいなくなる。日常そのまま。恐竜王国ならぬ、佐々木王国だよ」。健介も「(北斗は)特殊メークをしているけど、いつも通り。見慣れた姿だね」と鬼嫁ぶりを暴露。長男健之介くんも「2人ともすごく似合ってる。家と同じ感じ」。家庭内の序列がそのまま分かるポスターが完成した。

 テレビ朝日イベント事業部担当者は「佐々木家の鬼嫁、恐妻といった印象が恐竜の迫力や強さの印象にもつながったことと、恐竜好きで仲の良いファミリーという点が、今回のイメージにぴったり」と起用理由を説明した。撮影中も、恐竜の格好をした子供たちを携帯電話で仲良く撮影する佐々木夫妻。健介が「きっと恐竜時代も俺たち夫婦だったんだろうな」と言うと北斗は「お前、どれだけ好きなんだよ」と恐竜メークのまま笑顔を見せた。

 撮影した写真は19、21日の2日間限定で、東京・新宿ステーションスクエアに縦7メートル40、横4メートル90の特大ポスターとして出現する。北斗が「多くの家族に恐竜王国を見に来てもらいたいね」と話すと、次男誠之介くんは「毎日行きたい!」とおねだりした。