三井住友カードは15日、韓国への日本人旅行者を対象にした新たなプリペイドカードの発行を、当初計画の9月から延期すると発表した。ソウルで今月22日に開く予定だった新カードとサービス内容の記者会見も延期した。李大統領の竹島訪問や対日批判で、日韓関係が急速に緊張したためとみられる。日韓関係の悪化は、民間ビジネスにも影響を与え始めた。

 三井住友カードは、韓国大手のハナSKカードと連携し、9月中に発行する方向で準備してきた。22日の会見には、同社の島田秀男社長やイメージキャラクターの韓国人俳優チャン・グンソク(25)らが出席し、新たなカードとサービスの内容を発表する予定だった。カード発行や記者会見の時期はいずれも「年内をめどに検討している」(広報担当者)という。