声優出身の平野綾(26)と宝塚歌劇団出身の花総まり(40)が英国女王エリザベス1世を主人公にしたミュージカル「レディ・ベス」(来年4月13日~5月24日、東京・帝国劇場)にダブル主演することになり、このほどスチール撮りを行った。人気作「エリザベート」を生んだ脚本・歌詞ミヒャエル・クンツェ、音楽シルヴェスター・リーヴァイのコンビ、小池修一郎演出による新作で、世界初演となる。

 同作は16世紀のイングランド女王として45年君臨したエリザベスを主人公に、母が処刑されるなど苦難の中で強く生きた若き日の姿を描いた。恋人の吟遊詩人ブレイクに山崎育三郎、加藤和樹、家庭教師アスカムに山口祐一郎、石丸幹二のダブルキャスト、涼風真世、和音美桜らが共演する。

 2人はオーディションで主演に決まった。平野が「オーディションは緊張して課題曲で声が裏返ったりしたので、受かるとは思わなかったんです。共演者もすごい方ばかりで信じられません」と話せば、花総は「世界初演で、タイトルロールを演じ、初めての帝国劇場とトリプルプレッシャー。挑戦する気持ちでやりたいです」と意気込んだ。

 スチール撮りでは平野が水色、花総はピンクの豪華ドレス姿を披露。平野は「若い時代のことはあまり知られていないけれど、複雑な環境もあって、演じるごとに深みが出てくると思います」。花総は「エリザベス関連の本が山積みです。即位前のエリザベスを実在に近い形で演じたい」。互いのダブル主演については、平野が「宝塚時代から花総さんのファン。勉強させていただきながら、自分なりに出来れば」と言えば、花総も「大変な役で一緒に生みの苦しみを味わう、心強い味方です」と信頼感を示した。