<フィッシング道>

 道内各地でワカサギ釣りが、家族連れや愛好家らでにぎわっている。道南の七飯町にある大沼国定公園には、同園広場内の大沼合同遊船船着き場、釣堀太閤園、国道5号線沿いの大沼漁業組合管理(蓴采沼、湖畔周遊道路登山口トイレ付近の2カ所)があり、いずれも3月上旬まで営業を行っている。

 21日、釣堀太閤園で午前9時過ぎに竿(さお)を出したという愛好家は、2時間弱で30匹の釣果だった。釣れたワカサギは1年ものが多いが、6~7センチと型は良く、2年ものが交じった。釣り始めは1度に2匹釣れたりと好調だったが、群れが小さいのか単発的になったという。

 ここは管理人が常駐しており、釣れている場所やエサの付け方などを教えてくれるので気軽に尋ねるといい。釣果を上げるためには<1>水深のある場所を選ぶ<2>軟らかい穂先の竿を使う<3>こまめに誘いを入れる<4>食いの悪いときはエサを半分に切ってつける、の4点に注意するといい。

 釣り上げたワカサギは管理棟で空揚げにしてもらえる。「日刊スポーツを見た」と言えば、手数料が無料になります。【リポーター・小林誠二=64】【大沼公園内ワカサギスポット】

 ◆釣堀太公園

 営業時間午前8時~午後4時。遊漁料大人500円、子ども250円、貸し竿500円(エサ付き)。川村さん【電話】090・2810・7347

 ◆大沼合同遊船

 営業時間午前8時~午後4時。料金はセット1000円(遊漁料、竿、エサ込み)。【電話】0138・67・2229

 ◆大沼漁業協同組合管理(蓴采沼、湖畔周遊道路登山口トイレ付近)

 営業時間午前8時~午後4時。遊漁料大人600円、子ども350円(ともに管理料費100円含む)。貸し竿(エサ付き)500円。