<いりあのみんな釣り族>

 秋風の吹き抜ける利根川で、千葉・豊里の大きなハゼを狙ってきた、タレントで女子アングラーの永浜いりあでぇ~す。実は、4年前にも乗り込んで、3匹しか釣れずに悔しい思いをしていました。今回は、自分で釣ったハゼをさばいて、そのあとすぐ天ぷらにしてもらえました。おいしかったですよぉ~。さて、いりあは何匹釣ったでしょうか?

 9月下旬からスタートした豊里のハゼ釣りが連日60~80匹の好釣らしいんです。実は4年前に初挑戦したときに気合満々でサオを出したら……結果は3匹。もう、我慢できずに利根川まで来ちゃいました。

 豊里のハゼは大きいんです。10センチを下回るような小型があまりいないの。だから、アタリの瞬間も分かりやすいんです。港から下流に走って5分ぐらいで到着。すっごい近~い。仕掛けをすぐさま投入すると、水深約6メートルの底にオモリが着いた直後にプルルン!

 えっ、もう釣れちゃった。15センチの良型。これは期待できそうネ。

 今年、これだけ釣れているのは理由があるんです。日刊スポーツ新聞社指定「西谷(にしや)」西谷博船長(60)によると「川の水がしょっぱい方が数が出る。外道でセイゴじゃなくてイシモチが目立つね。海の水の割合が多いかもね」とのこと。そうこう話しているうちに3匹目を釣り上げて、すぐあとに4匹目もゲットしちゃいました。4年前のいりあを超えられましたぁ~!

 その後も順調だったんですが、どうやらコツはあるみたい。仕掛けをチョイ投げして、しばらく動かさないのね。そうすると、ブルルンッ。船の真下に仕掛けを落として置きザオにするのも「アリ」ですねぇ。リールを巻いて素早い動きで誘っても反応できないかも。あとエサのアオイソメはダラ~ンと5センチぐらい長めに垂らしてアピールしてくださ~い。

 結局、2時間サオを出して、大雨が来ちゃったから早上がりしました。今季外道で多いイシモチくんはゼロ匹だったけど、本命のハゼくんは23匹。最長で18センチも釣れて大満足。宿に戻っておかみさんのとよ子さん(59)にさばき方を教わって、背開きも大成功でした。天ぷらでいただきましたけど、フワフワで上品な味。刺し身でも食べられるらしいので、ぜひご賞味あれ。