<フィッシング道>

 時期を迎えた日本海小樽市の小樽沖のマガレイ狙いで26日に出掛けた。今回はサクラマスやヒラメも狙いながらで、マガレイ釣りは実質3時間ほどだったが、18~30センチが1人25~30匹で、シーズン当初にかかわらず好漁だった。

 小樽港から凌駕(高橋船長、【電話】090・7058・4829)に6人が乗船し、25~30メートルラインに投入した。今年は出足が遅かったが、最近の水温上昇で釣果が好転。この日も大型マガレイやイシモチなどは引きが強く、何度も竿(さお)先が水面に刺さり、タモ網で慎重に上げていた。最大は36センチだった。

 数はエサの付け方や大きさ、竿を動かす誘い方などで多少差があった。水温がまだ低いせいもあり、誘いをかけるよりも待つ方が食いが良かった。時折、ダブルやトリプルが上がったが、小型が多く平均的に引きは弱かった。

 札幌から参加し、良型を釣り上げた田中豊さんは「カレイ釣りが好きで、軟らかい竿を使ってのしなりや手の加減がたまらない。それにいろいろな料理でおいしく食べられる」とニッコリ。マガレイのほかに30~35センチイシモチが0~2匹。スナガレイやクロガシラ、ニシンは船中数匹。高橋船長は「カレイ狙いはこれからで、今後サイズ、数ともに楽しめる」と、今後の見通しを話していた。