<フィッシング道>

 噴火湾長万部町の国縫から中の沢沖にかけて、好調続くマガレイ釣りに19日に出掛け、25~40センチが1人80~120匹とヒットし、期待通りの大漁だった。

 午前5時30分、黒岩漁港から第15佳栄丸(木村佳史船長、【電話】090・8708・1334)に14人が乗船し、水深15~17メートルの浅場を狙った。開始から30センチ前後を中心に35センチ超えも含め次々と釣れ、ダブルで釣れることもあった。仕掛けを揺らしオモリで底を小突きながら魚にアピールすると、入れ食いになる時があるなど好反応が続いた。時間がたち、潮が止まりだすと食いが渋くなった。その都度、船を動かしながら単発の釣行が続いた。

 ポイント移動の度に良型イシモチなどが上がった。ほかにスナガレイ、サバが船中数匹。函館市の古明地湧斗君(8)は父親と参加。今回が4回目の釣りとあって竿(さお)を振る姿は完璧で、釣果も父親と同量で「釣りは楽しい」とにっこり。釣りの途中に潮が止まる時もあったが、良型が数多く釣れ絶好調と言える釣果だった。木村船長は「マガレイ狙い好調。今後はまだ良くなり11月まで続く」と話しており、マガレイ釣りはますます楽しめそうだ。【リポーター・竹鼻雅己=60】