<フィッシング道>

 鹿部町の本別漁港に13日、2人で出掛け、本格化しているアブラコ、カジカ釣りを楽しんだ。午前8時に竿を出したが、満潮後のため潮の動きが悪い。吹雪も重なり、30~37センチのアブラコが4匹、27~33センチのカジカ3匹と数はいまひとつだったが、型はまずまずのものがあがった。

 当初は外防波堤先端付近の港内側をポイントに攻めた。西寄りの風が強く、ルアーロットに重め18グラムの蛍光桃色ブラーを使い、塩イソメ2匹掛けでキャスティングしての引き釣りだ。岸壁際では、波消しブロックの穴釣りも。引き釣りでは25センチのイシガレイが1匹。その後は穴釣りを中心にしたが良型の反応がなく、小型のアブラコ、カジカのみだった。

 干潮に向けて潮が動き出した午前10時過ぎから良型のアブラコが姿を見せ始めた。だが、アタリはあるものの、食いが浅い。合わせが決まらず、バレが続くなど苦戦した。何とか35センチ超アブラコなどを釣り上げ、吹雪になりかけた午後1時で引き揚げた。アブラコ、カジカ、イシガレイ以外では、26~30センチドンコ(エゾイソアイナメ)が2匹。

 この海域では、徐々に数は落ちるが1月中旬までアブラコが楽しめ、海岸などからの投げ釣りではイシガレイ、タカノハガレイが狙える。【リポーター・小林誠二=67】