<釣りをしようよ
プルルン体験隊>
東京湾のシロギスは、こんなにおいしいのか!
10日、女性釣りサークル「スプラッシュ!」のメンバー17人が、今年の初釣りで横浜・山下橋「広島屋」から出漁して、東京湾のシロギスを狙った。澄み渡る青空のもと、全員で約400匹の大漁。釣ったシロギスをメーン食材として、地元ホテル「メルパルク横浜」で新年会を行った。繰り返しますが、東京湾のシロギスはおいしいんです!
主役はシロギスだ。
釣りは、この寒さを迎えながらも、依然として絶好調。冬場の脂乗り抜群のシロギスをいただいた。
東京湾で釣ったシロギスを横浜の本格中華で食べたらどうなる?
中華食材での魚はコイなどの淡水魚が多い。海の魚はあまり使われない。それではもったいない。
メルパルク横浜の中華担当・千葉光治料理長(51)が釣り好きなこともあって「スプラッシュ!」メンバーが釣ってきたシロギスを調理し、豪華中華コースに仕上げた。昨年9月にも、釣ったシロギスでのディナーは経験済みだ。
だが、東京湾で釣ったシロギスでフルコースを決行するうわさを聞きつけ、夜の新年会には釣り参加者以外の“食いしん坊”も加わって51人の大宴会がビュッフェ形式で繰り広げられた。
ナッツや野菜とスクランブルして黒酢ドレッシングでいただく中華風の刺し身、カラリと揚がった天ぷら、甘くて香ばしい素揚げ、事前に釣っておいたシロギスにしょうゆ味を入れ込んだ甘露煮、強烈なスチームでふかした蒸し上げ、そしてメーンの丸揚げのレモンソース添え。シロギスがキラキラ輝いていた。
このほかにも、エビチリや牛肉うま煮、パイ包みスープ、シューマイあん掛け焼きそばなど豪華ラインアップがそろったが、卓上からはシロギス料理の皿が空になっていった。
参加者からは「シロギス、って食べるバリエーションに乏しいと思っていたのが間違いだった」「ふんわりしておいしい」「釣りたての東京湾産がこんなにうまいなんて」と驚きの声が上がった。
広島屋とメルパルク横浜では、この「釣ったシロギスで豪華ディナー」のコラボ企画を年内では5月30日、8月22日、10月3日のすべて土曜日に実施することも決定した。
みなさん、自分で釣ったシロギスを食べてみたくなったでしょ?【寺沢卓】
▼イベントメモ
同じ山下町の「広島屋」と「メルパルク横浜」のコラボ企画で、釣りは5000円、宴会は4999円で計9999円。詳細は広島屋【電話】045・622・8615。
▼次回スプラッシュ!
2月14日(土)に内房・保田「村井丸」で船釣りのイシダイ。午前5時集合で、タックル、仕掛け1組、コマセ、氷が付いて通常9000円を8000円。バレンタインデーなので男女、または女性2人のカップルなら1万5000円(1人7500円)。また、午前9時集合、同10時出船の「途中参加コース」は4000円。詳細は村井丸【電話】0470・55・1121。