衆院東京10区の補選が11日、告示された。

 国政選挙初陣となる民進党の蓮舫代表は、JR大塚駅北口で行われた東京10区の公認候補・鈴木庸介氏(40)の出陣式で街頭に立った。「支持率からいうと、アリがゾウに向かう戦いと思っている」と話す蓮舫氏は「介護、年金、社会保障」を争点に挙げ、「公共事業なのか、人への投資なのか。TPPの陰に隠れて政府は年金カット法案を出そうとしている。介護の切り捨て、年金の切り捨て。生活を支えるより株高を何とか維持しようとしている今の政権に私たちは反対していきたい」と訴えた。