民進党の議員有志による野球チーム「民進カチマス」が23日、都内で女子中学生チームと初陣に臨んだが、1-8で惨敗した。

 相手は全日本女子軟式野球連盟に所属し、全国大会出場経験もある強豪「三鷹クラブW」。民進は元高校球児の前原誠司主将(54=元外相)、東大野球部で投手だった階猛衆院議員(50)ら経験者7人をそろえたが、エラーなどが絡み2回までに5点を献上した。

 それでも6回、カープ優勝の勢いそのままに、広島選挙区の森本真治参院議員(43)がタイムリーで初得点。前原氏が満を持して代打で登場したが、結果はデッドボールだった。9月の代表選で蓮舫代表に敗れ、この日は意地の出塁も点に絡めず「打ちたかった…」。最終回にはマネジャー役の山尾志桜里前政調会長(42)まで打席に立つ(三振!)総力戦だった。

 チームは先月、党の全員野球を目指して結成。前原氏は試合後、「一枚岩になれた」と強調した。女子チームとの対戦は、20年東京五輪・パラリンピックへ向けて、女子野球をアピールする狙いもあったという。