大阪市の学校法人「森友学園」の籠池泰典氏の証人喚問が23日、衆参両院で行われた。

 証人喚問で籠池氏の補佐人を務めたのは、日本脱カルト協会(JSCPR)事務局長の山口貴士弁護士だ。個人が自身の判断で表現したり、行動する権利に対し、国家が過剰に規制を行う危険性について強い問題意識を持つ。最近では、わいせつ電磁的記録頒布とわいせつ物公然陳列の罪に問われた「ろくでなし子裁判」で弁護人を担当。1審は電磁的記録頒布については有罪判決が出たが、わいせつ物公然陳列については無罪を勝ち取った(控訴審判決は来月13日)。