EXILEのフィジカルトレーナー、吉田輝幸氏が、正しい体の使い方を伝授する「EXILEエクササイズ」第7回は、「腰痛」にスポットをあてました。

 吉田理論の原点は「社長=お尻」と「副社長=腹筋」がうまく使えているかどうかの確認です。

 吉田氏

 「スタ―」で腹筋の安定性を見ましたが、副社長は使えてなかった。今度は社長が使えているかチェックしましょう。

 ここで、あおむけで腰を持ち上げ、片方の足を上げる「ワンレッグ・バックブリッジ」(写真)を実施。

 吉田氏

 かなりきつそうですね(笑い)。お尻の筋肉使えてなくて、腰で持ち上げてます。手も震えてますね。お尻の筋肉がある選手は稼げる選手。お尻が使えてれば、腰や膝に負担がかからない動きになる。お尻が使えてないと、その分、腰や膝の周りの筋肉に負担がかかり、腰痛やケガにつながります。

 ここで吉田氏に、細江記者が愛工大名電のエースだった事実を告げると…。

 吉田氏

 えっ、そうだったんですか。でも細江記者は、腹筋の安定性がなく、お尻の安定性もない。社長と副社長が使えてない。ギュッとブレーキングできるような強さがないので、恐らくボールを投げてもキレがない。もっと安定性を磨いて軸が決まってたら、バシッと投げられたのかもしれませんね。

 細江記者

 もっと早く教えてほしかったですね…。

 次回、吉田氏は元甲子園球児の投球フォームに容赦なくメスを入れます。

 

 第7回おわり。【取材・構成=山田準】