サラブレッド界にも「デコピン」の登場だ。大谷翔平選手のドジャース入団会見で明らかになった、愛犬と同じニックネームのデコピンと命名された競走馬が誕生した。新種牡馬タワーオブロンドン産駒の1歳牡馬で、来年夏以降の中央競馬デビューを目指し、現在は北海道のトレーニング施設で調教に励んでいる。

生産者の原口晃さんは「ちょっとやんちゃでしたが、栗毛(くりげ)のきれいな馬です。名付け親はオーナーですが、そういえば大谷選手の愛犬も白と栗毛っぽい毛色でかわいらしかった。名前負けしないように出世してくれれば」とエールを送る。

大谷選手の入団会見では、愛犬とハイタッチをするなど仲むつまじい映像が全世界に流れ、トレンドワードが急上昇した。同馬の調教を手がける関係者は「馬体重は470キロほどで骨格が良く、しっかりした動きをしている。順調に併せ馬もこなせているし、春先からいけるように調整中です」と話している。

競走馬デコピンもパンチの利いた走りで話題を振りまきそうだ。