この映像は４月３日、横浜市の金沢産業振興センター内にある桜を、ドローン（ファントム３、ＤＪＩ社）で撮影したものです。国土交通省から先月「無人航空機(ドローン)の飛行に係る許可・承認書」を頂き、初の実戦フライトとなりました。いかがでしょうか？　

桜を撮影する「ファントム３」です。青空と桜がきれいです

　桜が思ったより咲かず、苦労しました。実は最初の撮影日は３月３０日でした。ところが現場に着くと、何と桜が全く咲いてないのです。仕方なく隣にある「ドローンフィールド」で、いつものようにフライト練習して引き揚げました。東京の開花宣言が出されたのが３月２１日で、９日後に撮影日を設定したのですが、読みは見事に外れました。

ドローン撮影時は安全のため、操縦者（左）に必ず監視員を複数名付ける必要があります

　撮影には国交省の許可の他に、地権者の許可も必要です。事前に産業振興センターには電話とメールで撮影の許可を頂きました。さらに金沢警察署にも連絡し、国交省の許可書をＦＡＸして、飛行の旨を伝えました。ところが、撮影日が２度になってしまい、申請も２回行うことになってしまいました。いずれも対応して頂けましたが、ドローンの飛行には天候も影響するので、撮影日はある程度幅を持たせた方が良いと思いました。

お手製で腕章も用意しました

　撮影当日、すべてがうまくいったわけではありません。想定外の出来事が、これでもかと我々を襲いました。詳しい模様は次回、紹介したいと思います。お楽しみに。【写真部・鹿野芳博】

◆株式会社セキド　http://sekidocorp.com/

◆SEKIDO|DJI ドローンフィールド　http://sekidocorp.com/drone_field/