道南、森町砂原と砂崎海岸、蛯谷漁港にかけて根魚が釣れだした。25、26日の両日、20~30センチ・イシガレイ7匹、32センチ・アブラコ1匹、23センチ・ガヤ6匹、21~31センチ・カジカ1匹とシーズン当初としてはまずまずの釣行だった。

 例年より早い気温上昇とともに魚も活性化気配だ。25日午前10時、砂崎海岸を訪れると、灯台のある先端部付近を中心にイシガレイ狙いの釣り人が8人。沼尻漁港を望む砂崎海岸右側では、地元の木村拓也さん(43)の家族3人が、やはりイシガレイ狙っていた。満潮1時間後の午前7時ころから3時間ほどで、20~30センチサイズを俊介君(11)が2匹、拓也さんは5匹釣り上げた。引き潮の2時間ほどが特に好調で、釣り数に差があるものの海岸全体で釣れているようだった。

 翌日26日は森町蛯谷漁港の外防波堤に。午前8時、11人ほどがルアーロットにワーム使用で外海側と港内側でアブラコを狙っていた。磯竿に12グラムの蛍光だいだい色系ブラーを使用し、塩イソメの房掛けで港内側の波消しブロックで、穴釣りで攻めた。潮が動かぬ悪条件で、10時ころから強風になり、11時で中止した。それでも32センチのアブラコ1匹やカジカ、ガヤが釣れた。

 全体では42センチのアブラコが上がっており、潮回り次第でお勧めなポイントだ。【リポーター・小林誠二隆=68】