夏のブラックバスはどこにいる? 「日刊スポーツ・フィッシング・サーキット」ブラックバス部門の予選(決勝は千葉・亀山湖、9月22日)が今月26日に茨城・新利根川で行われ、16日からダービー式で山梨・河口湖(7月18日まで)が実施されている。フィッシングナビゲーター永浜いりあが挑みました。河口湖では、定番ダウンショットリグを選択して、ダービーにもエントリーしましたよ!

 ハワイの前、って絶好ポイントなんですよ。流れ込みがあって、シャロー(浅場)で、エサになる小魚も豊富だし。昨年に引き続いて池谷俊輔さん(32)が講師なんだけど、池谷さんは「勘勝負でいこう。あえて魚探(魚群探知機)なし」。ええええ~、釣れるの?

 ダウンショットリグで攻める。河口湖は環境保護の一環で、プラスチック製のワーム禁止。豚の脂身を絞った「ポーク」を使うのね。シルエットがバッチリ見えるという「豚うなぎ」の黒。ハワイでも売ってるよぉ~。これを4分の1にカット。1日もっちゃいそう。

 開始10分。あれれ、ガツン! いきなり37センチでした。釣り方を教わる前にキャッチできた。もしかして、いりあ天才? …なぁんて思ったら、その後、アタリなし。池谷さんは、調子よくポンポンと5匹。スゴい、何が違うの?

 池谷さん 大きく誘ってはダメ。ティップ(サオ先)が軽く振動するぐらい。動きが大きいと慎重なバスは警戒して逃げてしまう。

 なぁるほど。漕艇場の前に移動して、さっそく静かに振動させたら、バクン、バクンと2匹連続でヒット。3匹そろったので、いりあもダービー参戦。2日目の17日午後1時半だったから、参加者もまだ2人。この時点で暫定2位の1695グラム。みなさん、いりあに勝てるかなぁ?(笑い)

 ▼宿 河口湖「ハワイ」【電話】0555・76・7629。スタートは6月が午前6時30分、7月からは同6時になる。ダービーは1日の3匹の合計重量審査、期間中なら何度でも挑戦できる。ボート料金は2500円~、入漁料1050円。