7日に行われた札幌夢釣会の16年納竿会に参加した。場所は伊達漁港~豊浦町礼文華漁港の間。12人が参加し、私が大会身長賞の49センチアブラコを釣るなどして、2匹身長+5匹重量で唯一1000点超えの1385点を記録し優勝した。

 当日は波が穏やかだが風雪が強く、厳しい条件だった。私は伊達漁港の左岸に入り、投入後すぐにアタリが来た。1時間ほどで35センチ前後のカジカが7匹上がる入れ食いに。その後は明け方まで移動を繰り返すも魚は釣れず…。しかし、午前6時ごろ、鋭く大きなアタリがきた。身長賞になった49センチのアブラコで、以降も40センチ級を連発。エサのイソメが凍らぬよう、塩イソメ使用が功を奏した。

 洞爺駅近辺に入った佃克俊さん(65)が2位。夜釣りの時間帯は不発だったが、朝方に良型カジカを釣り上げた。3位は同会会長の吉野繁将さん(68)で黒岩付近に入釣。夜釣りの時間帯にソイやガヤなどの根魚をそろえた。その後も良型のアブラコを釣り、一気に規定をクリアし入賞した。

 内浦湾はほかの海がシケでも、なぎが良いことが多いので、冬釣りにとって最適な場所の1つだ。これからは不安定な天候が続くだけに無理をせず、釣りを楽しんでもらいたい。【リポーター・藤本康隆=42】

 ◆札幌夢釣会納竿会 ▽総合(2身+5匹) (1)藤本康隆1385点(2)佃克俊895点(3)吉野繁将825点▽身長 藤本アブラコ49センチ