日刊スポーツが指定する釣り宿や釣具店の集まりを共栄会といいます。その共栄会の各地区から2016年の「この人が今年の1番」という年間大賞を選びました。第1弾は、全11地区の湖川ブロックです。

◇ブラックバス62センチ(4650グラム) 松下竜也さん(23=富津市)

◆亀山湖「ボートハウス松下」1月10日

 「朝、ボートを出してすぐ、7時ごろですか、松下さんの近くの道路下でした。フラットのボトム。ヒットしました。自己最大ですね。海のエサ釣りもちょいちょいやりながら釣り歴は9年です」

◇ブラックバス50センチ(2860グラム) 正野正さん(46=龍ケ崎市)

◆新利根川「松屋」3月22日 

 「上流のアシ際で釣りました。うーん、厳密には竹の生えている場所ですね。竹の場所は底が固い。つまり、産卵場所を探しているバスが多い…はず。そこでこの50センチを釣ったら、立て続けに40センチ前後のグッドサイズを3匹。良かったです」

◇ヘラブナ52・3センチ 小峰哲雄さん(64=町田市)

◆相模湖「柴田」4月1日

 「寒い日だったので、午後1時30分から始めた。最初30センチ前後がはたいて40センチ台の姿も見えた。いけるかなぁ、と内心思った。風にあおられて、ウキが良く見えなかったけど、前アタリを感じて合わせました。根掛かりだ、と思ったら、この大物でした」

◇ブラックバス57センチ 田中洋輔さん(35=鶴ケ島市)

◆神流湖「山水」7月13日

 「神流湖はタフなんですよ。しかもこの日は大減水のまっただ中。濁りもかなり強かった。流れに負けない強いルアーを考えて、ナチュラルカラーのクランクベイトを選択しました。この57センチは立木にクランクをぶつけるようなアクションでガツンと」

◇ブラックバス60・5センチ 森島明彦さん(42=中野区)

◆河口湖「ハワイ」10月17日

 「2年連続…ありがとうございます。しかも、昨年とほとんど同じパターン。鵜ノ島西の水深3メートルのボトム。ラバージグ&ポーク。ワカサギを追いかける大きいバスがたくさんいたんですよね。何しろ、目視できましたから」

◇ヘラブナ50・4キロ(142匹) 石井弘二さん(73=白井市)

◆三島湖「ともえ」10月31日

 「放流直後で、しかも水温は高いから、放流ベラがあちらこちらに動いてくれた。ヘラも私もやる気満々。21尺のちょうちん釣り。グルテンのセットでしたね。5投ぐらいしたら、もうサワリがありましたから。楽しい釣りでした。3日連続で釣りして、この日は2日目でした。

◇ハゼ89匹 工藤正範さん(64=流山市)

◆豊里「西谷」11月26日

 「西谷さんには、もう30年ぐらい通っています。釣りは土曜と決めてます。実は〈トーキューオーシャンズ〉というソフトボールチームのメンバーで、豊里のハゼ以外に東京湾のシロギス、イシモチ、飯岡のハナダイなど各地に釣りに行って、翌日曜にソフトの仲間で公園に集まって、天ぷらパーティーになるんです。本当は1週間前の19日が釣行予定だったんですが、西谷さんが『大雨で濁りが入ってるからダメ』と延期したんです。船長のアドバイスはバッチリで26日は最高の状態でした」

◇ワカサギ385匹(2キロ) 石沢修さん(58=長野市)

◆諏訪湖「諏訪湖レジャーセンター」12月10日

 「ワカサギは4年目です。夏はずっとゴルフしてます。諏訪湖には純粋に観光で寄って、釣ってみたけど全然釣れない。もう、カチンときました。で、翌週すぐに道具を買いましたよ。レジャーセンターのみなさんはよく教えてくれる。アットホームですね。(貧酸素で魚が少ないことについて)それどころか、例年に比べて魚がデカい。今季は行ける限り毎週行きますよ」

◇ヘラブナ 竹本元さん(69=江戸川区)

◆西湖「樹海荘」年間通じて好成績

 「ヘラ一筋50年です。いろいろな釣り場に年間120日は釣りにいきますね。管理釣り場で20匹釣るより野釣り、長ザオで5匹釣れた方がよっぽど楽しい。西湖はね、気持ちのいいロケーションで際を出すことを、まず楽しむ。そういうことなんですよ」

◇ヘラブナ32・4キロ2回など 松村一雅さん(67=前橋市)

◆円良田湖「管理事務所」年間通して好成績

 「今のところ、円良田湖はネバボソタッチがいいみたいだね」

◇ヘラブナ 大久保輝夫さん(68=調布市)

◆精進湖「湖畔荘」年間通して本当に楽しく釣っていたから

 「湖畔荘のご夫婦と話をするのが好きで20歳ごろから、もう40年近く通っています。ご主人にエサを聞いて入ればバッチリですよ」