太平洋胆振の登別沖でソウハチを狙った。晴れ、風は弱く、波１・５メートルと好条件の下、群れに当たると２６～４０センチが針数が上がるなど、１人当たり１５０～２５０匹の大漁だった。

　午前４時３０分、登別漁港から第１１漁運丸（本間光好船長、【電話】０１４４・８７・２２２８）に１０人が乗船。数日前から海水の濁りがとれ、ポイントが出港から２５分ほどと近くなったことで好漁が続いていた。

　薄明るくなるのを待って、タナ１５～２５メートルに胴突仕掛を降ろした。船に明かりを点すとプランクトンが集まるのか、タナ１３～１５メートルまで魚群が浮上し、巻き上げ時間の短縮とともに次々と釣り上げることができた。

　時間によってタナは浅くなったり、深くなったりしたが、群れが薄くなると移動して、本間船長が指示するタナを狙った。サイズは小型～４０センチオーバーの良型までだが、全体的に中型がよく釣れた。

　全員が大型クーラーボックスに満杯の釣果となり、サクラマスが船中１匹のおまけもついた。本間船長は「ＧＷごろまで絶好調が続きそう」と太鼓判を押している。【リポーター・竹鼻雅己＝６３】