本紙釣り特集面「チャレンジ!!ヘラブナ道場!!」第2期生の「ハットリ」こと服部紫野さんと、大関実コーチ、伊藤さとしさんの3人が「乗っ込みのヘラと遊べる」との情報を耳にして芦ノ湖(神奈川県箱根町)に駆け付けた。以下、ハットリの興奮リポートです。

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 現在、ハットリは6月17日の芦ノ湖「うえ乃」のヘラ釣り大会「箱根王決定戦」出場のため、月1回通って練習中です。今月2日には桟橋近くでコイのハタキ(産卵活動)が入り、「コイの次はヘラブナ」(うえ乃)との予測がありました。

 強風&濃霧の中、深良水門で3時間粘って釣れず。そのタイミングで宿から電話が入りました。「店の桟橋で釣れてる。浅場で20匹、45センチも」。

 桟橋での底釣りにチェンジ。桟橋周辺には、枝をくくりつけてヘラが卵を産み付けられるような工夫が。ヘラの大群。目視できる。スゴい。ヘラに包囲されている。スゴい。

 桟橋の根本から階段を下りた場所でサオを出す。爆釣。大関コーチは、サオ10尺、タナ70センチ。10投目で40・5センチ。伊藤さんは、サオ12尺&タナ80センチで次々に掛け、42センチを記録。ハットリはサオ9尺で1・2メートルのタナ。数投で当たって「あっ」という間に3匹。スレだったけど最大で46・5センチ。スゴい。

 大関コーチによると「これが最初のハタキなので、チャンスがあるとすれば次の大潮(29日~6月1日)にくるかもしれないし、こないかもしれない。そこが芦ノ湖の醍醐味(だいごみ)」。挑戦してみてくださいね。

 ▼宿 芦ノ湖湖尻「うえ乃」【電話】0460・84・8471。ボート料金は、ローボート1日3500円、桟橋も同じ。遊漁料1300円(中学生以下無料、年券は1万6500円)。現在の出舟時間は午前5時(季節によって変わるので要確認)。