藤浪、菅野ら／オープン戦開幕投手一覧

　プロ野球のオープン戦が明日２１日に５試合が行われてスタート。３月２７日の開幕戦に向けて各球団は実戦での調整に入る。

　試合が本格化するのは２月２８日からで、３月２２日まで計９６試合が組まれている。２１日のオープン戦開幕投手は以下の通り。

　◆ソフトバンク－オリックス（１３時：宮崎アイビー）

【ソフトバンク】

３年目の東浜巨投手（２４）が先発。「抑えにいくのは間違いない。結果はもちろん。直球をメーンで投げて、初めて相手に投げるので、内を使っていければいい」。強気の内角勝負で開幕ローテーション入りをアピールしたい。

【オリックス】

２年目の東明大貴投手（２５）がオープン戦の開幕投手に指名された。３回を予定する右腕はここまで練習試合２試合で計３回を無失点。「とにかく結果を出すだけ。いかに自分のピッチングができるか」。４回以降は前田、海田の両左腕が３回ずつを投げる予定。

　◆日本ハム－楽天（１３時：沖縄・名護）

【日本ハム】

１０年目のベテラン武田勝投手（３６）が先発。昨季はリリーフに回るなど３勝に終わったが先発ローテ復帰へまずは結果を出したいところ

【楽天】

２年目の横山貴明投手（２３）が先発する。１年目の昨季は史上初の初登板１球勝利を達成するなど持ってる男ぶりを発揮。まずは先発ローテ入りへ大久保監督にアピールしたい

　◆中日－ロッテ（１３時：沖縄・北谷）

【中日】

キューバ出身の新外国人左腕、ラウル・バルデス投手が先発。０３年にキューバから亡命。メッツなどメジャーで通算７勝を挙げた３７歳

【ロッテ】

チェン・グァンユウ投手（２４）が先発。台湾出身の左腕で昨季までＤｅＮＡに所属した期待の新戦力。１０日のシート打撃では打者７人を完璧に抑えた。今キャンプで覚えた「チェンチェン、大丈夫」というダジャレが出るような好投が披露できれば開幕１軍に前進

　◆ＤｅＮＡ－阪神（１３時：沖縄：宜野湾）

【ＤｅＮＡ】

１０年目の山口俊投手（２７）が先発。昨季途中、リリーフから先発に転向しプロ初完封も記録。昨季は８勝で今季は２桁勝利が期待される

【阪神】

３年目の藤浪晋太郎投手（２０）が先発。シーズン開幕投手はメッセンジャーが有力も先発ローテの大事な柱。入団３年連続２桁勝利を目指す

　◆巨人－広島（１３時：沖縄セルラー那覇）

【巨人】

３年目の菅野智之投手（２５）が先発。１５日の紅白戦では同じく開幕投手を争う内海とともに先発し２回１失点。原監督は３月中旬まで競わせる方針で、２年連続の大役を目指す右腕をオープン戦の開幕投手に任命。野性味あふれる投球に期待

【広島】

５年目の福井優也投手（２７）が先発。２度登板した紅白戦ではいずれも無失点の好投を見せ首脳陣の期待も高い。１年目に８勝も成績は下降。昨季は開幕を２軍で迎えるもシーズン終盤に昇格し４勝を挙げるなど復活の兆しは見えている。前田、黒田、大瀬良、野村に続く先発ローテ入りを目指す

　［2015年2月20日17時35分］