巨人は23日、新監督に原辰徳氏(60)の復帰を発表し、都内の読売新聞本社で会見を開いた。3年契約で、背番号は第1次政権時と同じ83。

<原監督一問一答>

-のびのびとした野球とは?

誰しもがスタートは少年野球や、お父さんとキャッチボールをしたりから始まる。プロ野球選手になっても、こういう選手に、給料になりたいと思っている。改めてそこに戻ろうじゃないかと。私自身も野球少年のような気持ちで戦いたい。そうすれば少々の失敗もめげずにやれる。

-現状をどう把握し、どの部分を伸ばしたい?

来年は横一線からスタートできる。優勝したチームに何もプラスはない。ファンという目線で見ていて新鮮に見えたものもある。監督として違った目線で戦力を把握したい。

-新任の宮本投手総合コーチに期待することは

彼は長年、野球にテレビやメディアで携わっていたが、野球に対する情熱、知識はずぬけていると思う。コーチの話を持っていった時にお金の「お」の字も出さずに「ぜひ監督、挑戦させてくれ」と話してくれたことが野球人として見ていた姿通りだなと思った。期待するところは大きい。(日本テレビの番組)ズムサタには出られないけどね(笑い)。