阪神新井貴浩内野手(36)が5日、広島市内の広島工で本格的に始動した。プロ16年目で初めて母校で自主トレ。

 ランニングやダッシュをこなしたほか、屋内での打撃練習で汗を流すなど、精力的に動いた。「体調はいい。自分が育った場所でスタートして、今年1年、ハツラツと野球をやりたい。肩も万全です」と意気込んだ。

 昨年の同時期は右肩痛のリハビリで思うように投げられなかったが、この日は60メートル近い距離でのキャッチボールも実施。「去年のこの時期とは大違い。投げていて楽しい」と話し、順調な仕上がりに手応えをつかんでいた。