元AKB48で実業家でもある川崎希(32)が、ネット上で受けていた家族に対する嫌がらせの内容を明かした。

川崎は4日のブログで、家族に対するネット上での嫌がらせについて、「東京地方裁判所で発信者情報開示請求の申し立てが認められて、今まで誹謗(ひぼう)中傷やプライバシー侵害をしてきた人たちの名前と住所が全て開示されました」と報告した。多くのファンから励ましのメッセージが寄せられ、8日のブログで「本当にありがとうございます」と感謝した。

受けていた嫌がらせについて、これまで詳細は明かしていなかったが、「私は3年くらい前からレストランやお店など行った場所ほぼ全てに、やってもいないことでのクレームの連絡を入れられたり(無銭飲食してたとか窃盗してたとか) 妊娠を発表してからは、妊娠してるとうそつくなというメッセージや、流産しろなど、知らない人たちから毎日メッセージが届いていました」と明かした。

そうした嫌がらせに「妊娠中はすごくナーバスになっていたし、赤ちゃんの心音がちゃんと毎日聞こえるか、すごく不安な時期に流産しろという内容はさすがに人としてひどすぎると思ったし、道を歩いていて知らない人には言わないのになぜネットだと知らない人にこんなことが言えてしまうんだろうと悩んでいました」と当時の心境をつづった。

さらに「匿名の掲示板で みんなで自宅に着払いで荷物を送ろうと呼びかけられたり 海外にいる間は放火するチャンスと言われたりしてこわい思いもたくさんありました」という。「匿名だから、だれが書いたのだろうと不安で、道を歩くと、もしかしたら近くにいるかもしれないなど 常に匿名の誰かに嫌がらせをされることが気味が悪く、これは有名税とかそういう言葉で済ませることはできないと思って、所属事務所の方と相談をして、発信者情報開示請求をすることになりました」と、法的措置を講じるまでの経緯をつづった。

今後について「特定した人たちを民事、刑事で訴えていくということになります」と説明した。「ネットでの書き込みなどに悩む人がいなくなるようなモラルのあるネットの使い方が浸透していくようになりますように」と願った。