俳優ラッセル・クロウ(50)が19日、主演映画「ノア

 約束の舟」(6月13日公開)の都内で行われたPRイベントに出席した。

 カンヌ映画祭に出席したばかりで、この日午後に緊急来日。イベントも18分遅れで始まり、5分話すと「それじゃ」とステージを降りようとし、笑いを誘った。

 強行スケジュールで疲れ切っているかと思いきや、客席で、自分がオーナーを務めるオーストラリアのラグビーチーム、サウスシドニーの帽子を被ったファンを見つけると、大感激した。握手を求めに、わざわざ客席へ乗り込むなど、予期せぬ行動にSPは大わらわ。イベント関係者が「ラッセル、お願いだから戻ってきて」と連呼する中、悠然と場内を1周し、即席握手会を行った。

 さらにイベント後の予定も変更。この日の内にシドニーに旅立つ予定だったが、日本に1泊することになった。「前回はいろんな日本酒を楽しんだ。今夜はその挑戦をもう1度したい」。PRでの来日は、10年11月の「ロビンフッド」以来で、3年半ぶりの日本の夜を楽しむことを明かした。