31日に生放送されるフジテレビ系「笑っていいとも!」の最終回特番「グランドフィナーレ

 感謝の超特大号」(午後8時放送)に、司会のタモリ(68)が憧れる女優、吉永小百合(69)が出演することが23日、分かった。昨年10月の終了発表以来、出演の可能性が取りざたされてきた。先月28日に同局の亀山千広社長(57)が「タモリさんの望みをかなえてあげたい。努力しています」と発言。吉永は今月末まで主演映画「ふしぎな岬の物語」の撮影でスケジュールが埋まっているが、製作する東映の岡田裕介社長(64)が「最大限の協力をさせていただきます」と明言。吉永が番組出演を強く希望していることも明かしていた。

 同局は終了決定後、水面下で吉永側と交渉を重ねていた。タモリは熱狂的なサユリストとして知られ、早大入学も、在籍する吉永に会いたいためだったとも言われている。82年に日本テレビ系「今夜は最高!」で共演を果たしており、番組中に吉永について「日本の宝」「国が保護すべきだ」などと言って舞い上がっていた。

 今回どのような形で出演するかなど詳細は不明だが、タモリにとって、これ以上ない花道となりそう。当日は正午から8054回目となる最後の放送があり、夜に特番を放送する。