警視庁生活安全部が4日までに公式X(旧ツイッター)アカウントを更新。闇バイトなどが関わる、各地で相次ぐ強盗犯に対し「必ず捕まえる」と宣言した。

同部は「#強盗罪 の刑罰は『5年以上の有期懲役』です #強盗致傷罪 の刑罰は『無期又は6年以上の懲役』です #強盗致死罪 の刑罰は『死刑又は無期懲役』です」と記述。「強盗は、数ある犯罪の中でも重い罪です 仮に逃げ隠れしている犯人がいれば、警察は必ず見つけて #逮捕 します」と犯人に”逃げられない”ことを警告した。

そして「SNSでの高額報酬に気を付けろ」と題された注意喚起の画像も添付。そこには、SNSを通じて「レンタカーを借りるだけの仕事」などと募集された”闇バイト”をしてレンタカーを借りたところ、その車が強盗グループの犯罪や逃走に使われ、最終的に目的を知らずに「レンタカーを借りただけの人物」も犯罪者になることがある、という趣旨の話が、イラストとともに書かれている。画像の最後には「警察は必ず犯人を捕まえる!」「そんなおいしい話なんてないよな」などというコメントも記載されている。

最近、SNSなどで高額報酬をちらつかせている闇バイトの告知に安易な気持ちで応募し、強盗グループの一部に加わることになり、重い刑罰を受けることになるなどの例が相次ぎ、社会問題化している。こうした事態に対し、警視庁の「必ず逮捕する」という強い意志を示した投稿とみられる。