広末涼子が今春、実在女性2人を演じる
女優広末涼子(25)が今春、厳しい現実と向き合った実在女性2人を演じる。里親制度を真正面から描くフジテレビのドラマ「生きてもいい…? 〜ひまわりの咲く家で〜」(3月3日放送)が制作され、主演を務めることが7日、分かった。里子(さとご)の苦悩を抱えながら育ち、里親が裁判を起こす事態まで経験した女性を演じる。テレビドラマのヘアメークとして活躍する野口美香さん(34)の半生を題材にしている。
広末は収録中のテレビ朝日「愛と死をみつめて」(3月放送)で、難病と闘い21歳の若さで亡くなった大島みち子さん役に挑戦。けなげに生きながら重い苦悩を抱えた実在女性を続けて演じている。
広末演じる野口さんは、生後4カ月で両親を離れ、施設を転々とした後、9歳の時に里子として預けられた。大人たちの意思で居場所を決められ、違和感を抱えたままの青春時代。大人に対する不信感、里親との確執、家庭内暴力、自殺未遂を経験しながら成長した。ドラマ前半の少女時代は子役と福田沙紀(15)が演じる。広末は冒頭と、里親との和解などクライマックスを含む後半に登場。ナレーションも務め、里子の苦悩も代弁する。
2年前に出産を経験。命の重みを知った。復帰後は実在女性の生きざまを描くヒューマンドラマの出演機会が増えた。「心に響く話でした。素直にまっすぐに演じて彼女の思いを伝えられればと思います」と話している。また「生きていればきっといいことがある。分かり合えるチャンスがある。私自身、教えられることのたくさんある作品です」と、1人の女性として成長する機会としても受け止めている。
[2006/2/8/07:52 紙面から]
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