磐田ルーキー藤井、岡本公式戦デビューへ
磐田のルーキーFW藤井貴、岡本達也(いずれも19)が、10日の天皇杯5回戦(新潟戦)で公式戦デビューする可能性が高まった。中山、西、崔、前田とFW陣がケガで離脱。山本監督は7日、2人を紅白戦の主力組で試し、起用も示唆した。3日のリーグ最終節神戸戦でデビューしたDF森下俊に続く、ルーキーの活躍が見られそうだ。清水は、天皇杯5回戦広島戦へ暗雲が立ち込めた。積極的な攻撃参加からレギュラーに定着した新人MF枝村匠馬(19)が、非公開練習中に行われた紅白戦で右足首を負傷したもようだ。
チャンスが巡ってきた。この日の紅白戦。まずはFW藤井が、主力組を示す黄色いビブスを渡され、FWカレンと組んでプレー。後半はFW岡本がカレンと2トップを組んだ。岡本がCKからヘディングシュートを決めた。藤井もミドルシュートがバーを直撃、そのままゴールに吸い込まれるスーパープレーだ。ともに山本監督へ大きなアピールとなった。
FW陣の離脱が相次いでいる。中山はW杯組み合わせ抽選会出席と右肋(ろく)軟骨骨折、西は右ひざ関節軟骨損傷、崔も左ひざ痛で離脱。いずれも10日の天皇杯新潟戦を欠場する。両足内転筋付着部痛の前田は、今日8日に合流予定ではあるが万全ではなく、出場は微妙。山本監督は「いずれにしてもアタッカーの枚数には入る。2人とも悪くない」とルーキー2人の起用を示唆。前田の状態次第では、いずれかが、先発の可能性も十分ある。
藤井は、中山から動きだしのタイミングについてアドバイスを受けるなどしながら、格段に進化。「『前線でどんどん裏に行け』『ミスを恐れずシュートを打て』と監督に言われた。出たら自信がつく」とやる気十分。岡本はペナルティーエリア内で確実に決めると定評がある。「外に流れないよう言われた。(デビューが)ちょっと見えてきた。出たくてしょうがない。こんなチャンスはなかなかないので、つかめるよう頑張ります」。
ユースで2トップを組んでいた2人は、ライバルとして互いの名を挙げる。一足先に森下俊がデビューをしたのもいい刺激。「もちろん負けないっす」と岡本。残り2日間、アピールを続け、1年目での公式戦デビューを手に入れる。【斉藤香織】
[2005/12/8/09:50 紙面から]
写真=紅白戦の前半、主力組を示す黄色ビブスをつけてプレーしたルーキーFW藤井(左)と紅白戦後半に主力組に入り、プレーしたFW岡本
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