|
(2004年6月11日付紙面から)
|
 |
監督カベに特訓実るFK
<W杯アジア1次予選:日本7−0インド>◇6月9日◇埼玉スタジアム
| ◆セットプレー成功率◆ |
| 順位 |
選手名 |
総数 |
成功 |
成功率(%) |
| (1) |
小 野 |
40 |
24 |
60.0 |
| (2) |
遠 藤 |
39 |
23 |
59.0 |
| (3) |
三都主 |
107 |
60 |
56.1 |
| (4) |
小笠原 |
49 |
19 |
38.8 |
| (5) |
中 村 |
77 |
27 |
35.1 |
| FK、CK、PKの合計。成功=得点および見方にボールがわたった数。ジーコジャパンで総数30以上の選手のみ |
|
中村のセットプレーが、やっと威力を発揮した。9日インド戦では1ゴール2アシストの結果を残した。サッカー解析システム「opta(オプタ)」のデータによれば、FKを6回蹴って3回成功、CKを4回蹴って2回成功させた。トータルでは10回中5回で、成功率50%は、ジーコジャパンでの自己最高だった。
ジーコジャパンになってからの中村のセットプレー成功率は低かった。常に30%台に終始していた。FKは、シュートも自陣でのパスも全部ひっくるめたものだけに、ポジションが前になるほど低い数字になるのは仕方がないが、ボランチで50%台、トップ下で40%台が合格水準。これまでの30%は低すぎた。実際、欧州チャンピオンズリーグでのベッカムは50%だ。
| ◆93年以降のセットプレーポイント◆ |
| 順位 |
選手名 |
計 |
得(PK・FK・CK) |
ア(FK・CK) |
| (1) |
カ ズ |
25 |
17(10・7・0) |
8(1・7) |
| (2) |
中 村 |
12 |
6(1・4・1) |
6(3・3) |
| (3) |
名 波 |
8 |
0(0・0・0) |
8(3・5) |
| (4) |
三都主 |
4 |
3(3・0・0) |
1(0・1) |
| (5) |
中 山 |
3 |
3(3・0・0) |
0(0・0) |
| (5) |
中田英 |
3 |
2(1・1・0) |
1(1・0) |
|
インド戦前の埼玉合宿では、ジーコ監督自らがカベに入り、中村や小野らにFKを指導した。この「特蹴り」で、中村自身も手応えを感じていた。93年以降のAマッチでセットプレーから最も多く得点を生んだのはカズで25(17得点8アシスト)。「キング」に次ぐ2位が中村で12(6得点6アシスト)だ。その左足の威力がさびついていないことを、再び証明した試合だった。【小西弘樹】
◇opta(オプタ) Jリーグやプレミアリーグの公認するプレー分析データ。ただし、今回使用したデータ(シュート数等)は公式記録とは一致しない。出場時間はロスタイムを含めた正味の時間を採用している。
|