残された課題は勝利への執念
リーグ初優勝へ、極端に言えば足りないのはメンタリティーだけかもしれない。弱点の左サイドに三都主、控えの薄いボランチに酒井、FWには岡野とポストプレーのできる梅田、最終ラインには闘莉王と補強は戦略的。昨季はナビスコ杯で優勝の重圧も実感した。監督経験のないブッフバルト新監督には、日本での指導歴14年目のエンゲルス氏が補佐についた。さらに4億5000万円を投資したクラブハウスも完成。ホーム開幕戦となる21日C大阪戦のチケットは発売からわずか2日で3万7000枚が売れるなど、サポーターの期待も例年以上に熱い。
それでも、ブッフバルト監督は就任以降繰り返し聞かれた今季の目標に1度も「優勝」と言わなかった。整った環境にも「サッカーは天才が集まれば勝てるというものではない」と示唆的な言葉も残している。開幕戦の相手は、今季を占う格好の試金石となる昨季王者横浜。五輪組不在で、システムは3−3−3−1の攻撃的な開幕スペシャル。だがJ2に降格した00年でさえ優勝できなかったリーグ戦で頂点を制するためには、開幕戦で、システムでもメンバーでもない「昨季とは違う」と周囲に感じさせるだけの勝利への執念を見せられるかどうかにかかっている。【永井孝昌】
| ◆浦和の年度別成績◆ |
| 年 |
リーグ |
1S |
2S |
年間 |
ナビスコ杯 |
天皇杯 |
| 1993 |
J |
10 |
10 |
10 |
予選L敗退 |
2回戦敗退 |
| 94 |
J |
12 |
11 |
12 |
2回戦敗退 |
8強 |
| 95 |
J |
3 |
8 |
4 |
開催されず |
8強 |
| 96 |
J |
― |
― |
6 |
予選L敗退 |
4強 |
| 97 |
J |
9 |
7 |
10 |
8強 |
4回戦敗退 |
| 98 |
J |
7 |
3 |
6 |
予選L敗退 |
8強 |
| 99 |
J1 |
13 |
14 |
15 |
8強 |
4回戦敗退 |
| 2000 |
J2 |
― |
― |
2 |
1回戦敗退 |
4回戦敗退 |
| 01 |
J1 |
7 |
12 |
10 |
8強 |
4強 |
| 02 |
J1 |
11 |
8 |
11 |
準優勝 |
3回戦敗退 |
| 03 |
J1 |
6 |
6 |
6 |
優勝 |
3回戦敗退 |
|
|
 |
| ◆浦和の新加入選手◆ |
| 位置 |
背番 |
名前 |
年齢 |
前所属 |
| DF |
4 |
田中マルクス闘莉王 |
22 |
水戸 |
| MF |
16 |
三都主アレサンドロ |
26 |
清水 |
| 7 |
酒井友之 |
24 |
名古屋 |
| FW |
30 |
岡野雅行 |
31 |
神戸 |
| 24 |
梅田直哉 |
25 |
広島 |
| 27 |
横山拓也 |
18 |
静岡学園 |
| 29 |
新井翔太 |
18 |
浦和ユース |
|
|
|