積極的守備へ意識改革
かつてオランダ五輪代表を率いたベルガー新監督による改革が進んでいる。受け身から能動的なサッカーへ。DFラインをハーフウエーライン近くまで押し上げる姿に、その意気込みが伝わってくる。
前線から最終ラインまでをコンパクトに保ち、高い位置から積極的な守備をする。大胆な飛び出しこそないが、キャンプではピッチ内に縦横細かい白線を引き、選手たちに持ち場と連動を認識させた。深く守ってカウンターという昨年とは異なる戦術に、選手らは「監督のやり方が分かってきた。後は表現できるか」と意識改革に必死だった。
DF三上と根本をサイドバックに、ボランチには元オランダ代表MFビチュヘが展開役として定着。そして、昨年のKリーグで27得点を奪ったFWマグノアウベスのスピード、五輪代表FW高松の高さと、2トップには特色が出た。元日本代表MF永井など、昨年リーグ最低だった得点力を増強させる駒はそろった。
DFの間を抜ける相手選手のマーク受け渡しや位置取り、DFライン背後へのスルーパスの処理については不安を残した。練習試合でも大量失点が目立ったが、ベルガー監督の狙う戦いはリスクとの戦いでもある。J2時代からの待ち受けのサッカーから完全脱却するため、少々の痛みは覚悟の上だ。【押谷謙爾】
| ◆大分の年度別成績◆ |
| 年 |
リーグ |
1S |
2S |
年間 |
ナビスコ杯 |
天皇杯 |
| 1999 |
J2 |
― |
― |
3 |
2回戦敗退 |
3回戦敗退 |
| 2000 |
J2 |
― |
― |
3 |
1回戦敗退 |
3回戦敗退 |
| 01 |
J2 |
― |
― |
6 |
2回戦敗退 |
3回戦敗退 |
| 02 |
J2 |
― |
― |
1 |
― |
4回戦敗退 |
| 03 |
J1 |
14 |
16 |
14 |
予選L敗退 |
3回戦敗退 |
|
|
 |
| ◆大分新加入選手◆ |
| 位置 |
背番 |
選手名 |
年齢 |
前所属 |
| GK |
16 |
高崎 理貴 |
34 |
鹿島 |
| DF |
4 |
伊藤 哲也 |
34 |
東京 |
| 6 |
三上 和良 |
29 |
横浜 |
| 17 |
根本 裕一 |
23 |
仙台 |
| 24 |
金守 智哉 |
22 |
沖縄かりゆし |
| MF |
5 |
ビチュヘ |
35 |
ADO’20 |
| 19 |
原田 拓 |
22 |
名古屋 |
| 33 |
永井 秀樹 |
33 |
東京V |
| FW |
10 |
マグノアウベス |
28 |
全北現代 |
|
|
|