さあ天皇杯!浦和岡野、悲願の日本一へ
浦和FW岡野雅行(33)がプロ12年目で初めて頂点に登りつめる。今日1日の天皇杯決勝戦清水戦は右サイドでの先発が決定的だ。「ジョホールバルの歓喜」など劇的なゴールを決めてきたが、日本一とは無縁のプロ生活を送ってきた。右サイドを疾走する野人が、チームに25年ぶりの優勝を、そして自身にとって初の日本一を勝ち取る。清水はルーキーFW岡崎慎司(19)が大一番でプロ初先発する。
無名だった学生時代、プロ入り後もチームとしてタイトルに届いたことがない。浦和が03年にナビスコ杯優勝した時は神戸に在籍。昨年は第2Sで優勝したが、チャンピオンシップで敗れた。念願のチャンスに「ちっちゃいころからの夢。本当の初蹴りですね」と心躍らせた。
普段の年末はPRIDE男祭りを観戦するなど、大の格闘技好き。リング上の選手を自分に投影している。「今、この技をかけたら盛り上がるのに、とか考えながら見てる。サッカーでもスタンドを沸かせられるように」。野人が疾走する姿に、場内のボルテージは高まる。それは相手へのプレッシャーにもなる。
前身の三菱重工時代以来25年ぶり、浦和としては初の優勝がかかる。「いつも通りできれば。無心で」。今日1日に初めて王者になれることを信じている。
[2006/1/1/09:32 紙面から]
写真=ミニゲームで髪を逆立てながらシュートを放つ岡野(撮影・鈴木豊)
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