東京五輪柔道代表の男女14階級で唯一決まっていなかった男子66キロ級代表決定戦が行われ、17、18年世界王者の阿部一二三(23=パーク24)と19年世界王者の丸山城志郎(27=ミキハウス)との日本柔道史上初の「ワンマッチ」を生放送したテレビ東京の中継が、試合の決着がつく前に終了してしまった。

放送時間は午後4時から5時15分までだった。試合開始は16時40分がメドとされ、開始から40分以上はこれまでの戦いぶりなどで大いに盛り上げていたが、試合が長期の延長戦となったことで、放送時間がなくなったようだ。

ただ、過去の2人の対戦は7戦中6戦が延長戦までもつれ込んでおり、接戦は必至ともいえる状況だった。

テレビ東京がニュースに突入した時点で、阿部が死闘を制した。