諸橋愛が4着入線から3着に繰り上がるミラクルが起きた。

 吉田拓矢(落車)が不発とみたバックで内に切り込むと、降りてきた勝瀬卓也(落車)に接触。前輪を破損しながら懸命に追い込んだ。吉田落車の原因となった1着入線の椎木尾拓哉が失格となり「運がある。でも、今日の出来だったら前輪が壊れていなかったら突き抜けていたはず」と振り返った。「やっとスタート台に立てた」。決勝は単騎戦。地元G3制覇へ、自らの足で打開する。