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F2 ニッカン・コム杯
展望
横関裕樹が多彩な攻めでV有力
玉野ミッドナイト競輪F2「ニッカンコム杯」が5日から開催される。本紙本命には好調をキープする横関裕樹を指名。多彩な攻めからVをもぎ取る。地元で気合が入る榊原洋が対抗。自慢のダッシュ力を生かす高比良豪も目が離せない存在だ。
高嶋一朗ら充実の地元勢にも注目
デスク 競走得点では95点の横関裕樹が断トツだな。
記者 もちろん自力が基本なんですが、番手でも戦える強みがありますね。だから番組や勝ち上がりのメンバー構成に左右されずに組み立てることができます。3月の松阪は谷口明正の番手から優勝をものにしています。
デスク 榊原洋に高嶋一朗の地元勢がどうするかも注目だな。
記者 近況で目を引くのはベテラン高嶋の奮闘ですね。2班ながらも5月松山、防府で決勝進出を決めています。48歳とは思えない頑張りぶりですね。
デスク 他のラインで横関を脅かしてくるのは誰だろう。
記者 怖いのは高比良豪の存在ですね。ダッシュを生かしたまくりは強烈です。4月は福井、富山と2場所連続優勝を決めています。
デスク 混戦ムードだと狙い目になるな。東矢昇太もまくりのイメージが強いな。
記者 確かに決まり手はまくり一本で、こだわりようは高比良以上ですね。その分、戦法を読まれるリスクはあるんですが、一発の魅力は捨てがたいですね。
デスク 森安崇之も渋い選手で好きなんだが、常に目標に苦しんでいるところがあるな。
記者 中四国地区は自力選手が少ないので仕方のない部分もあるんですが、その中でも俊敏に立ち回りながらコンスタントに確定板に載っていますからね。
デスク 意外性のある選手といえば誰になる?
記者 気になるところでは小谷実ですかね。シリーズの中でバック本数18というのは群を抜いています。流れをリードしてくるのは間違いないでしょう。ここに続く中近勢が狙い目になるでしょうね。もちろん、ペースで駆ける余裕があれば押し切るケースも出てくるかもしれません。
デスク だが逆に俺は7車立てを考慮して、今回は高比良や、東矢からまくり重視でいくとするか。