佐藤貴也(30=浜松)が同じ浜松の同期対決を制して優勝した。

 後半4周は先に抜け出した佐藤と最後方から追い上げた金子のマッチレース。佐藤は外から進出した金子に対し巧みに車体を併せにいった。仕掛けるチャンスをうかがった金子だが、最終周に滑って決着がついた。「動きは良かったし全然ミスなく走れた。雨で勝てたのは自信になる」。佐藤は機力を生かし切り、雨巧者ぞろいのレースを制した。