江連和洋が野中祐志を好操縦して決勝進出だ。「俺のことを師匠の小沼(良)だと思って走れと、アドバイスした(笑い)」。打鐘2センターで野中が内を突いた時には「パニックった」がS級で場数を踏んできた冷静さで最終2角中団からまくった野中を好追走。ゴール一気に差し切った。

 前場所の静岡決勝では別線で戦った野中とのワンツーに「前回連係できなかったから(笑い)」と、15歳年下の機動型をねぎらった。決勝も野中の番手で「好きに走ってもらうよ」。おとぼけ全開の江連節で検車場を沸かせ、決勝は降級後初Vでバンクを沸かせる。