S級デビュー戦の磯島康祐が一発を狙う。

 今期初昇級。「緊張しないと思っていたが、周りがテレビで観ていた人ばかりなので緊張してきた」と苦笑いだ。前場所の小田原でA級優勝を飾ったばかり。中3日の参戦も「どこまで通用するのか楽しみ」。14年7月のプロデビュー、昨年1月の1、2班戦デビューも当所と縁が深い。予選9Rも先行基本に挑む。南関勢が付けてライン3車で積極策だ。叔父で師匠の坂本勉氏はGP、G1覇者で一時代を築いた。そのDNAを継承する。主導権を奪ってデビューウインだ。