ルーキー荒川ひかりがデビュー戦の7月京王閣を「無我夢中でした」と振り返ったが、いきなり準優勝の活躍。決勝は逃げ切った高木真備にゴール前迫った。

 原動力は学生時代に陸上競技で鍛えた全身のばねと目力。「視力は低くて、コンタクトレンズを入れてますよ」と大きな瞳を指さしてはにかむが、車間をぎりぎりまで詰めて好位をキープする、ベテラン並の技量も光っている。今回は地元デビュー戦。「練習で落車して1場所休んだけど、もう大丈夫」。しっかり充電して約1カ月ぶりの実戦に挑む。6R予1は好位キープから強襲する。