【GP賞金3位・選手紹介】

 瓜生正義(40=福岡)

 愛妻にささげるVなるか。瓜生が2年ぶり(12回目)に頂上決戦に戻ってきた。05年から14年まで10年連続で参戦した。しかし、昨年はその記録が途切れた。「去年を悔やんでも仕方ない。反省はしますけどね。新たなグランプリと思ってます」。今年は6月の桐生周年V、そして地元福岡ダービーVが大きかった。SGは優勝8回を誇るが、グランプリはまだ優勝していない。「自信とかはない。今までの経験とかを思い出しながら戦いたい」と謙虚だ。優勝戦当日は愛子夫人の誕生日。記念日に悲願の黄金のヘルメットをかぶる。

【QC賞金3位・選手紹介】

 小野生奈(28=福岡)

 今年は11月までに5回優勝して「いい1年でした」と笑顔で振り返る。「以前は得点率トップ通過でも準優緊張して逃げられなかったりとか…。それが少なくなったのはメンタルが強くなったから」と精神力の強さが好調の要因の1つ。もう1つは「今はエンジンが駄目でも部品をすぐ換えず、しっかり組み直してエンジンのいいところを探す」。整備力の強化も好成績が残せるようになった点だ。16年は小野の成長した年。しっかりステップアップして最後の6人に残るために全力疾走で挑む。

※明日はGP・QC賞金2位