JKAの16年オートレース選手表彰式が27日、東京ドームホテルで行われ、最優秀選手賞の鈴木圭一郎(22=浜松)は「有言実行できてうれしい」と喜びを語った。初めての経験に緊張気味だったが、多くのファン、関係者を前にして「昨年は浜松でG1を優勝した時に、表彰式で『MVPが目標』と言ったので、とれて良かった」と心境を披露した。

 表彰式には青山周平、高橋貢、佐藤摩弥も出席し、受賞の喜びや今年の抱負を語った。青山は「圭一郎選手に負けないように頑張りたい」、高橋は「久々の場で緊張する。オートレースは圭一郎君ら若手が主導しているが、ベテランの力を示して盛り上げたい」とアピールした。花びらのドレスを着た佐藤もファンを魅了した。

 優秀選手賞を受賞した中村雅人はケガ、特別賞の篠崎実は家事都合で欠席。中村は「早く復帰できるように、懸命にリハビリ中です」とJKAを通じコメントした。