水面が本格的に荒れた4日目8Rに「お~」と驚きの声が上がった。

 6コースの市川哲也が波を切り裂き、まくり差しを決めた。「しがみつくので精いっぱい」と息を切らしたが、地元の作間章は「さすが、市川さん」とうなった。逆転での準優1号艇に「え、そうなの?」と今度は自らが驚いた。「スタートはダッシュで30が2回(苦笑い)。何ともいえないが自分なりに頑張る」。得意の速攻戦でチャンスを逃さない。