「日刊スポーツ杯争奪戦」は、12Rで優勝戦が行われ、近江翔吾(25=香川)が逃げ切った。コンマ07のスタートを決めても冷や汗の連続だった。スリットで磯部誠に伸びられると、1Mでは植田太一にまくられかけた。なんとかもちこたえて、2Mで植田を振り切った。

 「(2枠の)磯部(誠)さんも良さそうだったし、植田(太一)さんも出ていた。うねりのおかげです。(勝てて)ホッとしています」。約1年ぶりとなる通算5回目の優勝にも素直に喜べなかった。7月からはA2からの出直しとなる。この優勝をきっかけに、A1への返り咲きを目指す。

 2着に磯部、3着に渡辺和将が入った。