夏のSGバトルは今回もナイター決戦! SG第64回ボートレースメモリアルは「うどん県」として知られる香川県の丸亀ボートで、21日から26日まで開催する。合計5回のカウントダウン連載「ROAD TO メモリアル」の第1回は、大会の歴史や出場資格などを紹介する。

 (1)大会の歴史 64回を迎え、ボートレースダービーと並ぶ伝統と格式のある大会。55年にボートレース発祥を記念し、第1回大会は発祥地の大村で開催された。1、4、5、9回大会ではハイドロプレンとランナバウト、2種類のボートで優勝者を決めた。長い間、モーターボート記念という名称だったが、14年の第60回大会からボートレースメモリアルという通称を用いている。

 (2)出場資格 優先出場は前年度の優勝者・寺田祥。同グランプリ優勝戦出場者。7月のオーシャンカップ優勝者・毒島誠。23場の推薦選手(1場あたり2人)と開催レース場(丸亀)希望選手となっている。初日ドリーム戦は各地区でSG優勝歴があり、成績対象期間のG1以上の勝率上位者。その勝率最上位で、九州地区代表の峰竜太が1号艇に選ばれた。

 (3)優勝賞金 現在は3500万円。55年の第1回は1万円で翌56年は3万円。69年の15回から100万円。1000万円を超えたのは83年の29回大会から。

 (4)ナイター開催 48回(02年蒲郡)はSGとして初めてのナイター開催、今回の丸亀もナイターで行われる。【窪寺伸行】

※明日は「大会総展望」