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中山は庭ゴッホ強かった/オールカマー

オールカマーを制したマツリダゴッホと蛯名騎手。(撮影・栗原伸幸)
オールカマーを制したマツリダゴッホと蛯名騎手。(撮影・栗原伸幸)

<オールカマー>◇28日=中山◇G2◇芝2200メートル◇3歳上◇出走14頭

 やはりグランプリホースは強かった。単勝1・4倍と断然人気のマツリダゴッホ(牡5、国枝)が直線で抜け出し、2分12秒0のタイムで連覇を達成。得意の中山で重賞5勝目を挙げ、ジャパンC、有馬記念と続くG1戦線へ向け弾みをつけた。キングストレイルが逃げ粘って2着。3着にはトウショウシロッコが入った。

 3コーナーすぎからスーッとポジションを上げる。マツリダゴッホの勝ちパターンだ。過去重賞4勝を誇る中山は、まさに庭。直線で逃げ粘るキングストレイルを競り落とし、先頭でゴールを駆け抜けた。オールカマー連覇は史上初。2勝した馬もいない。蛯名騎手は「広いところへ持ち出すと勝手に出て行った」と頼もしい愛馬に感服した。

 「負けられない」。昨年のグランプリホースのメンツにかけて臨んだ。香港遠征以来となった札幌記念は1番人気に応えられず、タスカータソルテに敗れて2着。好位から早めに先頭に立って差された。「今日は絶対に我慢させようと思った」(蛯名)。キングストレイルがつくったペースは1000メートル61秒8と遅い。向正面で行きたがったが、次を見越して懸命にこらえた。

 札幌記念で減った馬体は美浦に戻るとすぐに500キロに回復。この日は12キロ増の490キロで出走できた。国枝師は「昨年に比べて落ち着きもあるし、さらに良くなっている」と再確認した。今後については「オーナーと相談」という前置きがつくが、2000メートルの天皇賞(秋)はパスしてジャパンC→有馬記念と進む方針だ。「昨年の有馬記念を勝ったことがフロックと思われているが、体さえ戻っていればスタミナは持つ」(同師)。グランプリ連覇へ向け、ゴッホ陣営は自信を深めていた。【和田美保】

 [2008年9月29日8時22分 紙面から]


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