<高校サッカー:市船橋2-1四日市中央工>◇9日◇決勝◇国立

 18度目出場の市船橋(千葉)が和泉竜司主将(3年)の2得点の活躍で、29度目出場の四日市中央工(三重)に延長の末、2-1で逆転勝ちし、9大会ぶり5度目の優勝を飾った。

 前半1分に先制を許した市船橋は攻めあぐねたが、後半ロスタイムに和泉が同点ゴールを決めて延長に持ち込んだ。延長後半5分、和泉のシュートで勝ち越した。両校優勝した第70回大会以来2度目、初の単独優勝を狙った四日市中央工は逃げ切れなかった。

 得点王はこの試合で先制点を挙げ、全6試合でゴールした四日市中央工FW浅野拓磨(2年)が7点で輝いた。