連覇を目指すアルゼンチン(FIFAランキング1位)が劇的な大逆転勝利を収めた。

伏兵エジプト(同29位)に2点をリードされた中、後半34分にDFオタメンディ(ベンフィカ)、同38分にFWメッシ(マイアミ)、そして後半追加タイムの47分にMFフェルナンデスが怒濤(どとう)の3連続ゴールを挙げ、大逆転で8強入りを決めた。

崖っぷちから王者がプライドを見せつけた。前半15分にDFイブラヒム(アルアハリ)に頭で押し込まれて失点した。前半21分にはメッシがPKを失敗する嫌な展開。すると後半22分にまさかの追加点まで奪われてしまう。敗色濃厚。王者もついに止められるのか、と思ったところから意地の猛反撃を見せた。

後半34分にメッシのクロスボールからDFオタメンディ(ベンフィカ)が頭で合わせて1点差。そして後半38分にゴール前に押し込むと、FWフリアン・アルバレスの落としたボールをメッシが左足で蹴り込み、2-2の同点とした。

メッシは今大会5試合連続となる8点目で、再び単独トップに浮上した。

新記録の更新が止まらない。前回22年カタール大会から数えると9試合連続ゴールとなり、W杯通算得点数も21に伸ばした。

そしてアディショナルタイムの後半47分、FWラウタロ・マルティネス(インテル・ミラノ)のクロスボールをMFフェルナンデス(チェルシー)が頭で合わせた。

あまりに劇的な勝利。尻に火が付いたところから3連続ゴールとは、さすがに役者が違った。

苦しみながらも準々決勝進出。連覇まであと3勝と迫った。次はスイス-コロンビアの勝者と対戦する。