ベルギー(FIFAランキング9位)が圧巻の4ゴールで開催国の米国(FIFAランキング17位)を下し、2大会ぶりに8強入りした。
10日(日本時間11日)の準々決勝でスペインと対戦する。
試合前日5日には、トランプ米大統領の働きかけもあり、米国のFWバログンの出場停止処分が突如見直される事態が発生。
世界中から批判が殺到する中、愛称「赤い悪魔」のベルギー代表は快勝を収め、母国メディアも「正義の証明」「最高の回答」と一斉に速報した。
「Nieuwsblad」は「ドナルド、今度は誰に電話するの? 赤い悪魔がアメリカに4-1で快勝、納得の強さで準々決勝へ」との見出しで報道。
「ドナルド・トランプとジャンニ・インファンティーノ(FIFA会長)の鼻をあかしてやった形だ。あの『W杯の恥さらし』の後に、正義は下された。世界中がベルギーの勝利を祝っている」と皮肉たっぷりに速報した。さらに「騒動をそっくりそのままモチベーションへと変えてみせた。大統領、今度は一体誰に電話をかけるおつもりですか? ベルギー代表は、ドナルド・トランプを降伏へと追い込んだ。神よ、アメリカに祝福を」と痛快に書き連ねた。
「Sporza」は「バイバイ、アメリカ! 赤い悪魔、完璧な試合でホスト国をなぎ倒し、スペインとの準々決勝へ」と報道。バログンの騒動に絡め「自らの手で正義を証明してみせた」と勝利の意味合いを報じた。
「7sur7」は「物議を醸した騒動の後に披露した圧巻のゴールショー」との見出しで速報。「これ以上ない最高の回答だ。バログンを巡る騒動をきっかけに、文字通り『ミッション(使命)』を帯びた状態となった赤い悪魔たちは、極めて高いパフォーマンスを披露した」とたたえた。
ベルギーは前半9分にFWデケテラーレが右足で押し込み、早々に先制点を奪取。同31分に一時は同点とされたが、同33分にデケテラーレがこの日2点目となるヘディング弾を決めた。後半には相手GKのミスを突き、MFファナケンが3点目。さらに後半アディショナルタイムには、FWルカクが3戦連発となるダメ押しゴールを沈めた。


